『タフティ実践編』

『タフティ入門』実践編では、現実をコントロールするための具体的な方法と、その前提となる意識と現実の仕組みが解説されています。


1. 現実をコントロールする二つのコントローラー

私たちが持つ現実のコントローラーは、「意識」と「意図」の二つです。

  • 意識: あなたの気づきの部分に関わり、前回解説された「気づきの中心点」がその機能の中心です。
  • 意図: あなたの行動の部分に関わり、何かを成し遂げようとする力を司ります。

意図には、日常生活で使う機能の全てを担う「内部センター」と、未来の駒を動かすために重要な「外部センター」があります。

意図の外部センター「三つ編み」

外部センターは、「三つ編み」の先にあります。三つ編みは目には見えませんが、背中から突き出しているエネルギーチャクラのようなもので、現代人はほとんど使っていません。これこそが未来の駒(フィルムの次のコマ)を動かす機関となります。


2. 望む未来を創る「駒照射メソッド」

私たちは通常、目に見える現在の駒に囚われていますが、未来の映画の駒は、意図の外部センターである三つ編みからしか影射(投影)できません。思い通りの現実を創るためには、この三つ編みを使いこなす必要があります。

望む未来の駒を照らし、物理的な現実として具現化させるための「駒照射メソッド」は、以下の3ステップです。

  1. 眠りから目覚め、「気づきの中心点」に入る。
  2. 三つ編みを起動させる(意識を向ける)。
  3. 三つ編みから意識をそらさず、望む未来の姿を思考や言葉で具体的にイメージする。

この行動によって、あなたは未来の駒を照らすことになり、それが物理的な現実として具現化されます。

実現のための心構え

  • 信念の力: この方法が実際に使えるかどうかは、あなたの信じる力、現実感にかかっています。「奇跡は簡単に起こる」と心の底から信じ込み、小さな成功体験を積み重ねていくことで、現実を構築する力が強まります。
  • 能動的な態度: 出来事がうまくいくかどうかを恐る恐る探る受け身の姿勢(カタツムリの体と表現される古い価値観や思い込み)を捨て、望む現実を自ら創るという能動的な態度にシフトする必要があります。
  • トリガーの活用: 常に気づきの中心点にいる必要はありませんが、「期待」「意図」「問題」の3つが起きた時が、特に意識的に未来の駒に光を当てるべきタイミングです。
  • 集中力: 駒を照らすのに必要なのは、緊張や力みではなく「集中力」です。没頭している時などが特に効果的です。

3. 現実の仕組みと「鏡の法則」

タフティにおいて、現実は映画であると同時にです。ただし、通常の鏡とは異なり、仕組みが逆になっています。

  • 物質界(私たちが生きる世界)は、鏡に映った(影)の方です。
  • 意識界(映画の保管庫側)が、鏡の本体(主体)の方です。

私たちは、この物質側と意識側の両方に存在する「二重の存在」です。

鏡の法則の利用

  1. 「与える」ことで受け取る: 物質界側の私たちが鏡の向こうの本体側(意識側)に対して「ちょうだい」と求めるのではなく、意識側から物質界に対して「与える」ことで、その反射が鏡の表面に映し出され、具現化します。愛されたいなら愛す、求めるのではなく与える姿勢が重要です。
  2. 「なりきる」こと: 理想の何者かになったふりをしたり、持っていないものを持っているふりをしたりすることで、まず物質界側で反射を作ります。すると、本体側もその真似をし始め(同調し始め)、物質界の現実の姿も理想に近づきます。

台本との付き合い方

  • ゴールの照射に徹する: 現実を構築するとは、望む未来の駒(ゴール)を選択することだけであり、そのゴールに至るまでの具体的な道筋(台本)をコントロールしようとしてはなりません。道順は、駒が照射されると自動的に展開されます。
  • アドバンテージの法則: 台本に逆らったり、不満を言ったり、イライラしたりすると、無意識に悪い現実を構築します。これを避けるため、どんな状況でも必ず利点(アドバンテージ)を見出す「イエスマン」になる必要があります。
  • プレゼンスの隠蔽: あなたは目覚めて現実を構築する力がある「気づいた存在(プレゼンス)」ですが、台本や周囲との衝突を避けるために、何も気づいていないふりをしながら、現在の役を全うし続ける必要があります。

4. まとめと実践結果

望む未来を構築するための二本柱

私たちは「望む映画の選択」(駒照射メソッド)と「鏡の法則」の二つを利用することで、望む未来を構築していきます。

  1. 望む未来の駒を三つ編みで照らす。ゴールだけを照射し、あとは台本に逆らわずに流れに乗る(イエスマンになる)。
  2. 理想の自分になりきり、望むものを自分から与える。鏡の向こう側(意識側)が「与える」か、こちら側(物質側)で「なりきる」ことで、現実を同調させる。

話者の実践結果

話者は、具体的な目標がない状態でも、運動中のような没入状態(集中)の時に「今よりもっと刺激的でワクワクするような感覚」をイメージ(照射)したところ、当時趣味で運営していたYouTubeチャンネルの視聴者数が急増し始めました。この経験から、具体的な未来だけでなく、なんとなくの気持ちや感覚を照らすことでも効果があることを実感しています。

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